これで決まり！Stable Diffusionの体型プロンプト完全ガイド

はじめに

画像生成AI「Stable Diffusion」は、テキストから精密で魅力的なビジュアルを作成できる強力なツールです。中でも「体型」のコントロールは、キャラクター生成や広告デザイン、アート制作などで非常に重要な要素です。本記事では、Stable Diffusionで体型を自在に表現するためのプロンプト構築法を初心者にもわかりやすく解説します。

1. 体型プロンプトの基本構造

Stable Diffusionで体型を指定するには、プロンプト内で「体型形容詞 + 人物指定 + 補助要素」のような構成を意識しましょう。

例：

"a slim female, athletic build, wearing sportswear, full body, detailed, 8k"

2. よく使われる体型キーワード一覧

以下は、Stable Diffusionで使用される体型を表すプロンプトキーワードの一部です。

💡 Tips: 必ずしも英単語1語で明確な体型が出るわけではないため、複数のキーワードを組み合わせて文脈を補強すると精度が向上します。

3. ネガティブプロンプトで精度を高める

体型が意図しない方向に偏る場合は、ネガティブプロンプト（生成時に除外したい要素）を活用しましょう。

例：

Negative Prompt: "fat, distorted, extra limbs, blurry"

これにより、プロンプトの意図に合わない体型やアートスタイルの生成を防ぐことができます。

4. 応用例：体型＋シチュエーション

体型単体での指定だけでなく、状況や服装、ポージングと組み合わせることで、より自然で説得力のある画像が生成できます。

例1：モデル風のスリム体型

"a slender female model walking on a runway, elegant dress, fashion photography, full body, studio lighting"

例2：筋肉質な戦士キャラクター

"a muscular male warrior in armor, dynamic pose, fantasy background, cinematic lighting"

例3：かわいらしい小柄キャラ

"a petite anime girl with short stature, school uniform, shy expression, soft lighting"

5. その他の補助パラメータ

5.1 解像度とクオリティ指定

高精度な体型表現には、出力品質にも配慮しましょう。

• 例: 8k, highly detailed, photorealistic, realistic body proportions

5.2 カメラアングル

体型を強調するには、視点も重要です。

• 例: low angle view, full body shot, side view, back view

6. プロンプト設計の注意点

• 曖昧な形容詞に注意：例えば「nice body」などは解釈が曖昧で出力が不安定になります。
• 極端な表現は避ける：ガイドライン違反になる場合があります（例：過剰な肥満・痩身表現など）

まとめ

体型プロンプトはStable Diffusionでキャラクターの個性やシーンの魅力を大きく左右する重要な要素です。正確な英語キーワードとプロンプト構成を理解し、目的に応じて調整することで、より自分の理想に近い画像を生み出すことができます。

📌補足：プロンプト構築の便利ツール

• Lexica.art：プロンプト検索と例画像が見られる
• PromptHero：人気プロンプトランキング

🎨画像例のイメージ

※実際の生成にはStable Diffusion環境が必要です。