はじめに
Stable Diffusionは高性能な画像生成AIとして知られていますが、「スマホでは使えないのでは?」と思っている人も多いのではないでしょうか。実は、工夫次第でスマホからでも十分に活用可能です。本記事では、スマートフォンだけでStable Diffusionを快適に使うための裏ワザを7つ紹介します。
1. Google Colabを使って無料で動かす
Google Colab上でStable Diffusionを動作させるノートブックが多数存在します。
✅ ポイント:
- 無料枠でGPU利用が可能(回数制限あり)
- 代表的なノートブック:
TheLastBen/fast-stable-diffusion
- ChromeブラウザからアクセスするだけでOK
2. Draw Thingsアプリでローカル実行(iOS)
「Draw Things」はiPhoneやiPad上でStable Diffusionをローカル実行できる無料アプリです。
✅ ポイント:
- オフラインで画像生成が可能
- プロンプトやモデルも自由に切り替え可能
- 日本語プロンプトにも対応
📱 App Storeで「Draw Things」を検索
3. Invoke AIをブラウザから遠隔操作(リモートPCが必要)
Invoke AIを自宅PCにインストールして、スマホのブラウザからアクセス。
✅ ポイント:
- UIがスマホにも対応
- 外出先からでも生成可能
- 自分のPCで動かすのでカスタマイズ自由
🔧 自宅サーバー構築が必要(上級者向け)
4. WebベースのUIを使う(Hugging Faceなど)
Hugging Faceなどのサービスでは、Stable Diffusionモデルをクラウド上で簡単に試せます。
✅ ポイント:
- インストール不要
- モデル選択や設定もシンプル
- 軽量モデルが中心(画質はやや控えめ)
🔗 Hugging Face Diffusers Space
5. プロンプト共有アプリでインスピレーションを得る
スマホからプロンプトを探して保存するだけでも学びになります。
✅ おすすめサービス:
- Lexica(https://lexica.art/)
- PromptHero(https://prompthero.com/)
📌 気に入ったプロンプトはNotionやObsidianで保存しておこう!
6. Bluetoothキーボードで快適入力
長文プロンプトをスマホで打つのはしんどい…そんなときはBluetoothキーボード!
✅ ポイント:
- 作業効率が大幅アップ
- 持ち運びも便利
- iOS・Android両対応
⌨️ キーボード+スマホスタンドの組み合わせがおすすめ
7. ショートカットアプリで定型プロンプトを瞬時に呼び出す
iOSの「ショートカット」やAndroidの「MacroDroid」などを活用すれば、定型プロンプトをタップ一発で呼び出せます。
✅ ポイント:
- 定番プロンプトを簡単に再利用
- ミス入力を防げる
- 時間短縮に効果絶大
🧠 よく使うプロンプトは「テンプレート化」しておこう
まとめ
スマホでもStable Diffusionはここまで使える!
裏ワザ | 特徴 |
---|---|
Google Colab | 無料でGPU利用可能 |
Draw Things | ローカル実行対応(iOS) |
Invoke AI | 自宅PCを遠隔操作 |
Web UI | インストール不要で手軽 |
プロンプト共有 | インスピレーション源に最適 |
Bluetoothキーボード | 入力効率UP |
ショートカット活用 | 定型作業の自動化 |
どれも簡単に始められるものばかりです。あなたも今日からスマホでの画像生成をもっと快適にしてみませんか?
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