Stable Diffusion WebUI Forgeの始め方&おすすめ拡張機能10選

画像生成AI

AI画像生成の進化が止まらない中、注目を集めているのが「Stable Diffusion WebUI Forge」です。
高速かつ高機能で、特に拡張性に優れていることから、多くのクリエイターや開発者が乗り換えています。

この記事では、初心者でも安心して使い始められるForgeの導入方法と、プロも愛用するおすすめ拡張機能10選をご紹介します。


そもそも「Stable Diffusion WebUI Forge」とは?

「WebUI Forge」とは、AUTOMATIC1111版のWebUIをベースに、高速化・安定性・拡張性を重視して開発された派生プロジェクトです。

特徴:

  • xformersやDirectML対応で高速な生成
  • 拡張機能が豊富で管理もラク
  • 複数のモデルやVAE、Lora、ControlNetにスムーズ対応

従来のAUTOMATIC1111版と比較しても、軽快な操作性と機能性のバランスが優秀です。


【STEP1】Forgeの導入方法(Windows向け)

1. GitとPythonのインストール

2. Forgeをダウンロード

git clone https://github.com/lllyasviel/stable-diffusion-webui-forge.git

3. 起動手順

  • webui-user.bat をダブルクリック
  • 初回は必要なライブラリが自動インストールされます

※エラーが出る場合は、PythonのバージョンやCUDAとの互換性を確認しましょう。


【STEP2】おすすめ拡張機能10選

WebUI Forgeでは、プラグイン形式で機能を追加できます。以下は実用性・人気・軽量性を基準に厳選したおすすめ拡張機能です。

拡張機能名機能概要特徴
ControlNetポーズ・構図の制御写真のような構成再現が可能
OpenPose EditorポーズをGUIで編集ControlNetとの併用に最適
ADetailer顔・手の修正自動リファイン機能で精度UP
Civitai Helperモデル情報の可視化Civitaiと連携、使い方もラク
Regional Prompter部位ごとのプロンプト制御髪・背景などの細分化に便利
Segment Anything画像のパーツを分離後処理や再生成に最適
Dynamic Promptsランダムプロンプト生成学習に役立つバリエーション豊富
Prompt Galleryプロンプト保存・呼び出しお気に入りをすぐ再利用可能
Lora Block WeightLoRAの細かな制御部分適用や微調整が可能
WD14 Tagger自動タグ付け画像→タグ変換に対応、学習用にも◎

【STEP3】よくあるトラブルと対処法

症状対処方法
起動しないPythonバージョンを3.10.xに変更
エラーが出るwebui-user.bat--skip-torch-cuda-test を追記
重い・遅いxformersを有効化 or モデルを軽量化
拡張機能が反映されない再起動&「拡張機能タブ」からインストール確認

【補足】ForgeとAUTOMATIC1111の違い

項目AUTOMATIC1111Forge
起動速度普通速い
拡張性高い非常に高い
安定性普通高い
モバイル対応非対応一部対応(WebUI改善中)

まとめ

「Stable Diffusion WebUI Forge」は、画像生成のスピード・自由度・再現性を一気に高めてくれる強力なツールです。

これからAI画像生成を本格的に始めたい方や、もっと効率よくクオリティの高い画像を作りたい方には、Forgeの導入と拡張機能の活用が必須です。

ぜひ本記事を参考に、あなたのクリエイティブ環境を次のレベルへ引き上げてください。

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